除草剤ダイオキシンが濃縮されている油、魚介類
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食品添加物はある程度、肝臓で分解処理できる
以前に『○○てはいけない』という本がベストセラーになり、食品などに入っている添加物、化学物質のことを指摘してこのような食品は食べてはいけないということを訴えていました。これは一面で正しいのですが、この添加物や化学物質こそが万病の原因であるかのように述べている点は正しくありません。食品添加物として認可された化学物質は厳しい審査のうえで許可され使用されているものです。人間が長い期間食べ続けても健康維持に決定的な障害を与えるものではないと判断されたもののみ認可されています。これらの食品添加物類は私たちの肝臓で分解処理できるくらいの微毒のものです。食品を腐らせないために防腐剤や酸化防止剤が使われていますが、食品を腐らせないために必要なエネルギーはそれほど毒性のあるものではありません。見た目を良くする着色料、食品を柔らかくする柔軟剤なども同じように、たいした破壊エネルギーを使用していません。
除草剤の恐ろしい破壊エネルギー
虫を殺したりするためには相当強い破壊エネルギーが必要です。この地球上で最も生命力の強いものはなんだと思いますか?それは雑草です。切り取っても、火で焼いても、根っこから抜いてもまた生えてきます。雑草魂、雑草のごとく強くたくましく!という例えをよくしますね。それくらい生命力の強い雑草を根っこから枯らしてしまうためには相当強力な破壊エネルギーが必要です。それを可能にしたのがベトナム戦争で使われた枯れ葉剤、除草剤なのです。計り知れないほどの恐ろしい破壊エネルギーを持っているのです。試しに雑草に防腐剤や着色料、殺虫剤をかけ続けてみてください。雑草が枯れるかどうか、びくともしません。食品添加物が害がないと言っているのではありません。枯れ葉剤除草剤と比較してあまりにも微少な毒性であると言っているのです。
長い期間かけて人体に影響を与える遅発性毒性
1人平均年間4キログラムほどの食品添加物を摂取しているというデータがありますが、これはマグロの刺し身300グラムに残留しているダイオキシンと同じくらいの遅発性の毒性です。添加物やマグロを食べてすぐに死ぬわけではありませんから致死毒性を比較しても意味がありません。長い期間かけて人体に影響を与える遅発性毒性こそ恐ろしいのです。私たちは年間にマグロの刺し身をどれくらい食べるでしょうか?300グラムしか食べないという人は少ないと思います。年間に食べる魚介類の量は相当なものだと思います。それと、添加物1年分の害と比較してみてください。仮に除草剤を何ミリグラムか直接食べるとして同じ何ミリグラムかの食品添加物と毒性を比較した場合、除草剤は添加物の約300万倍の遅発性毒性があります。このことから除草剤と比較した添加物の毒性はゼロに等しいといえるくらいです。
殺虫剤は太陽の光で分解される
これからは、この地上で最も猛毒の除草剤の毒性を体内に取り入れない工夫をしないと、本当の自分の健康は守ることができません。お茶の葉には虫が付かないように、殺虫剤を何十回とかけるそうですが、その茶畑にまくただ一回の除草剤の毒性に比較したら、殺虫剤の10回ぐらいかけたものはたいした毒性ではありません。殺虫剤は太陽の光でだいぶ分解されてしまいますのであまり害は残りません。外国から輸入される穀物のポストハーベスト農薬も除草剤に比べれば大した害はありません。それよりも大量に使用された除草剤がその何百万倍もの毒性があります。
油は穀物を絞ったものでダイオキシンが濃縮されている
私たちが使用する油のほとんどは遺伝子組み換えされた、除草剤を大量に使用した大豆や菜種、コーンなどから抽出したものです。油は穀物を絞ったものでダイオキシンが濃縮されていますので、油や揚げ物料理の好きな人は肝臓が早く駄目になってしまいます。そして顔にはシミが増えていきます。 食事に気をつけないで普通にスーパーで買って添加物食品を食べている人の添加物1年分の毒性総量はビールと比較したら350ミリの缶ビール4缶ほどの害と同じくらいです。遺伝子組替えし、除草剤を大量に使用した大麦を使ったビールはアルコール中最もダイオキシンが多いものです。
除草剤ダイオキシンが濃縮されている魚介類
問題はこれらの穀物や野菜の100倍〜1,000倍の除草剤ダイオキシンが濃縮されている魚介類を大量に食べる日本人の食生活です。魚介類は本来除草剤さえ使わなければ非常に体に良い健康食品です。がんや難病、アトピー、寝たきり老人が多いのもこれが原因しています。この恐るべき除草剤の害よりももっと寿命を縮める悪作用があるのがニガリの多い自然塩です。このことをお忘れなく。若いときどんなに楽しい生活をしたとしても晩年に寝たきりになったのでは人生はあまりにも寂しいものとなってしまいます。私たちは今からそのための防衛をしていかなければならないと思います。健康に関する雑多な情報に惑わされることなく、原則は何か、中心ポイントは何か、をよく考えてしっかりとした健康哲学、信念を持ってこれからの人生を歩んでいただきたいと思います。